透明ガラスとは、簡単に言えば普通のガラスで、ガラスの基本です。フロートガラスともいいます。
透明ガラスといっても、一枚だけ見れば透明に見えますが、重ねたり、厚みのあるものを見ると緑色に見えます。
(さらに透明に近い高透過タイプもあります。)
よく耳にする強化ガラス、防音ガラスなども、このフロートガラスを加工して製作されます。
ガラスの中でも加工しやすいので、DIYに最適です。
<高い平面精度が特長です>
透明ガラスは、高い平面精度を保っているため、歪みが少なく形がくっきり見えるのが特長です。
<最大寸法と最大厚さについて>
透明ガラスは、最大幅約3m、長さ約10m、呼び厚さ19ミリまでの大板ガラスが生産可能です。
そのため、大開口部の構成に自在に使用できます。
コーワでは透過性の高いきれいな透明ガラスを販売しておりますが、さらに透過性の高い「高透過ガラス」もオプションとして準備しております。
ガラスに含まれる不純物を限界まで取り除くことによって緑色っぽさが減りました。厚いガラスほど透明感が違います。ありのままの色にこだわりたいところにはこの高透過ガラスをお使いください。
ガラスは厚いものや切り口を見ると緑色に見えますが、高透過ガラスは無色に近い自然な青色に見えます。博物館や美術館の展示ケース、ブティックや呉服店のショーウィンドウなどにも使われています。
住宅のテラス窓や間仕切り、脱衣室や浴室などの引戸のように安全対策を必要とするところへお勧めいたします。
<強化ガラスの特長>
・標準ガラスと比較して3〜5倍の静的破壊強度があります。
・万一破損しても破片が粒状になりますので、標準ガラスのように
鋭い破片が飛び散りません。破片による負傷が大幅に減少します。
窓ガラス、ガラステーブルトップ、ガラス棚板、棚の扉、などによく利用されます。
厚みが増せば強度も高まりますので、水槽などにも利用されます。(ガラス水槽の蓋としてもよく使われています。)
住宅用サッシ窓に使われている透明ガラスはほとんどが3ミリ厚です。但し、1メートルを超える1枚物の透明ガラスには5ミリ以上を使うことがあります。室内の障子や食器棚の引き戸には2ミリ厚のガラスがよく使われています。
テーブルトップや棚板などは5ミリ以上が必要です。特に大きく(広く)なるほど厚いものが選ばれています。
各種ガラスのカットサンプル(約7×7cm)を販売しております。
サンプルだけのご注文も承っておりますので、お気軽にご利用ください。
カットサンプルはガラスの自動販売機でご購入いただけます。
[1] サイズをミリ単位でご指定いただけます
[2] 厚さをお選びいただけます(1,2,3,4,5,6,8,10,12ミリ)
[3] ガラスの形をお選びいただけます
※「角丸」をお選びの場合はご希望のR(半径)の値をお選びください。
測り方はこの上の「角丸」の拡大ボタンをクリックしてご覧ください。
[4] エッジ加工をお選びいただけます
[5] 飛散防止フィルムをお選びいただけます
[6] 高透過ガラスまたは強化ガラス加工をお選びいただけます